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厚生労働省ホームページより引用

精神障害者・精神疾患患者のデータ

精神障害・精神疾患による患者数

精神障害・精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加しており、平成23年は320万人と依然300万人を超えています。

内訳としては、多いものから、うつ病、統合失調症、不安障害、認知症などとなっており、 近年においては、うつ病や認知症などの著しい増加がみられます。

精神疾患の患者数(医療機関に受診する患者の疾病別内訳

(注)

○平成23年の調査では宮城県の一部と福島県を除いています。

○この統計は、医療機関に受診している(入院・外来を含む)患者数を推計したものです。ここでの精神障害・精神疾患には、ICD-10で「精神及び行動の障害」に分類されるもののほか、てんかん・アルツハイマー病を含みます。

○この患者数の総計と、各疾患群の患者数は別に計算しているため、一致しません。

○各分類の、ICD-10に基づく正確な分類は以下の通りです。

  • 認知症(血管性など):血管性及び詳細不明の認知症
  • 認知症(アルツハイマー病):アルツハイマー病
  • 統合失調症など:統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
  • うつ病など:気分[感情]障害(双極性障害を含む)
  • 不安障害など:神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害
  • 薬物・アルコール依存症など:精神作用物質使用による精神及び行動の障害
  • その他:そのほかの精神及び行動の障害

精神科における入院の状況

入院患者数の推移

精神病床数は、近年35万床程度で、やや減少傾向にあるものの、大きな変化はみられません。精神病床の入院患者数は、ゆるやかに減少しており、平成23年には30万7千人となっています。

精神病床数および入院患者数

(注)

○精神科病院とは、ここでは、精神病床のみを有する病院を意味します。

○一般病院とは、ここでは、精神病床のほか、一般病床や療養病床を有する病院を意味します。

○平成23年の調査では宮城県の一部と福島県を除いています。

疾患別の入院患者数

精神病床への入院患者数を疾患別にみると、

  1. 統合失調症による入院患者数は徐々に減少傾向にあり、平成8年から平成23年の間に約4万人減少して、17.2万人となっています。
  2. 認知症(アルツハイマー病または血管性など)による入院患者数は増加傾向にあり、平成8年から平成23年の間に約2万人増加して、5.3万人となっています。
  3. 精神病床入院患者の疾病別内訳

    (注)

    ○図2の入院患者数とは、調査日・調査方法が異なるため、一致しません。

    ○平成23年の調査では宮城県の一部と福島県を除いています。

    ○各分類の、ICD-10に基づく正確な分類は以下の通りです。

    • 認知症(血管性など):血管性及び詳細不明の認知症
    • 認知症(アルツハイマー病):アルツハイマー病
    • 統合失調症など:統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
    • うつ病など:気分[感情]障害(双極性障害を含む)
    • 不安障害など:神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害
    • 薬物・アルコール依存症など:精神作用物質使用による精神及び行動の障害
    • 知的障害:知的障害(精神遅滞)
    • その他:そのほかの精神及び行動の障害及び及び不詳
    【精神病床の平均在院日数の推移】

    精神病床の平均在院日数は短縮傾向にあり、平成元年から平成23年の間に約180日短縮して、298日と300日を初めて切りました。

    精神病床の平均在院日数の推移